研究=人生の生活

人生の質を高めるのが哲学なら、学問を探求するのが研究と思い始めた物書き志望者の練習帳

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研究の流儀」

学問の世界には潮流というか学閥というか、師弟関係というか、世代を超えた流れみたいなモノがある。弟子入りした先生が作った人の塊に時には対峙しなければならないこともある。そもそも学問というモノは真理を探究する姿勢の様なところがあり、郷に入った田郷に従えという雰囲気がアリアリである。それが時として効率的でなくてもである。

1つ大事なことは、研究するというのは一種の職人の様な面があり、師匠を超えなければ先に進まない局面に必ず突き当たるという事である。その時にどうするか?喧嘩する理由もないし、破門される意味もない。かといって、言う事をただ訊くわけにも行かない。

先人達はこの様な場面を必ず乗り越えてきている。そこにはどの様なやりとりがあったのかは、その場に居合わせないと分からないが、全身全霊で立ち向かわなければならないことは想像に難くない。未知のことを世の中に浸透させる時に、1番最初に説得しなければならないのは師匠だと思う。それがどんなに錆び付いて見えても、かつてそのような場面を通ってきた人なのだから…まずは甘えずに、自分の勘を研ぎ澄ませて挑んでみるべきだろう。